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国母問題
色々物議を醸し出した国母だが、私は決して嫌いではない。
まぁ、実際にしゃべったら、生意気でむかつきそうだけど。笑


さてさて。

国母問題の肝は、国母の服装や態度ではなく、
「叩きすぎる」日本人の国民性にあると、私は思う。

目立ったり。
優れていたり。

自分の持っていない、突出したものを持っている人。
何にも持っていないありふれた自分とは、違う匂いのする人。
そんな人を見ると、日本人はこぞって叩き出す。

出る杭は打たれる。
そんな言葉が、さも正論のごとく使われるのが、この国なのだ。

出る杭を打って喜んでいるような人生ならば、なんと寂しい人生なものか。
出る杭を打って喜んでいる人だらけの国ならば、
GNPがどうであろうと、なんと貧しい国であろうか。

島国根性とはよく言ったものだ。
この手の「叩き」を見聞すると、私はその都度悪寒を感じる。
横並びの精神は、自由民主主義では「悪」であるはずなのに…


国母は、昔から「人と違うことをやりたい」と言っていたらしい。
たしかに、人とは違うことをやっているよね。
日本人らしくない人生を送っているよね。

国母の生き方が正しいのかは論議が分かれるところだろうが、
少なくとも、彼は自分に嘘をついてはいない。
見栄と誇りを履き違えて上っ面で生きているような輩とは、訳が違う。
それだけは、間違いない。


繰り返しになるが、
私は、彼のことが嫌いではない。

でも、仲良くなれる自信もない。笑
by triple-c | 2010-02-18 22:39 | スポーツ全般
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