昨日、後楽園で見てきました。
大和哲也の敗戦。
先のトーナメントではぶっちぎりの優勝。
しばらく安泰かと思われていましたが、優勝後初戦でまさかの敗戦。
しかし、後から考えてみると、そうでもないのかな?と思ったりもして。
5月の山本真弘戦。
PPVで見た直後の記事で、私は体格差が大きかったと書きました。
真弘のパンチがクリーンヒットしても、大和にはさしたるダメージがないように見えたからです。
では、昨日はどうだったかというと…
体格差のない卜部弟のパンチを食って、明らかにダメージを蓄積していく大和の姿がそこにありました。
大和哲也は本物だと思います。
でも、トーナメントでは体格差に恵まれたことも事実なわけで。
体格差のない相手に、前田憲作のキック頭脳が加わったとしたら…
非力な日本人選手を、アーツやバンナといったヘビー級の猛者に勝たせてしまう頭脳。
大和哲也は日本人なわけですから、それより攻略は容易であろうかと思われます。
そう考えると、昨日の結果はそう驚くことではないのかもしれません。
大和哲也も、前田憲作のキック頭脳にかかれば…
3R終了直後の前田憲作の渾身のガッツポーズは、昨日の大会中で一番心に響きました。
チームドラゴンは好きじゃないんですが、この人は本当に凄いと思います。
チームドラゴン祭りということで、当初は観戦しないつもりでしたが、大和哲也の出場ということで見に行ったKRUSH10。
正直、退屈な試合も多かったのですが、この衝撃で満腹になりました。
他の試合で印象に残ったものは…
・Wメイン1試合目の、展開の目まぐるしさ。
・格下相手に回転しまくった尾崎の華麗さ。笑
そういえば…
梶原が休憩中にリングで行ったショーケースとやらは、本当に酷かった。笑
あんな音痴なラップを聴いたのは、生まれて初めてです。
トラックも20年前のものかと思うほどにダサく、何を勘違いしてCDなんて作ってんのかな?って思いました。
実際、観客もほとんどリング上には目を向けてなかったですしね~
まぁ、あの空気の中で、あんなレベルでやり通したところだけは評価しますけど。笑
大会中に、KRUSHの王座が制定されることが発表されましたが、正直微妙です。
-55、-60、-63、-70kgという4階級になるそうですが、なんかおかしいですよね?笑
そんなにナオキックを王者にしたいんですか?って思いました。
観戦するかは。面子次第ですね。